(有)ライトデザイン〜right design〜 筑波サーキットの目の前の小嶋英俊と井形マリのお店です。 面白いもの、一緒に作ってみませんか?
HOME
仕事の紹介
オリジナル商品
私達の記録
お問い合わせ
カスタム工房
※ ズーマー の シート を考える もう 15年以上前に 売り出されたのかな? 確か シートの下に サーフボードが入る、と言う 宣伝文句だった と思うが? 本当にサーフボードが入るのかな? スケボーだったかな? まあ いずれにせよ、これを見た瞬間に、 水着を着た 女の子が、海から上がって、サーフボードを積んで、砂浜を走る姿をイメージした。 当然、水着は濡れてる。 そしたら 当然、シートは メッシュ でしょ! と 思った訳だ。 せっかく 楽しい車体構成なんだから、シートも 一工夫して、メッシュのシートで行きましょうよ。 濡れた水着でも OK! シートが濡れたら、バァ〜ンって叩けば、水滴は飛んでいくよ! シートのデザインは、ランニングシューズが参考になる。 縦糸、横糸に変化を与えて、色々な柄も作れる。 こんな女性下着のデザインが、大いにデザインの参考になる。 ちょっとワイセツ画像だが、ピッタリのアイデアだ! そして 何の行動も起こさずに 十 数年が過ぎて行った ・・・ いつだったか、レクサスが こんなシートを発表した ・・・ どうかなぁ〜? 絶対に ズーマーの方が、メッシュのシートは 似合うと思うけどなぁ〜 ・・・ こんな使い方をする場合は、メッシュシートじゃ駄目ですね。
※ Buell のサイレンサーを考えている 今年の初めにサイレンサーを改修した、Buellのお客さんから。 出来上がったサイレンサーには満足しているのだが 軽量化効果が少ない。 見た目に アメ車らしいクレィージーな感じが不足しているのが心残りだ。 という指摘を受け。 勿論 金に糸目は付けるけれど、面白いの考えてくれないか? というリクエストを頂いた。 いやはや恐縮である。 ズバリ真実を突いている。 しかも難しいが やりがいのある面白いテーマだ。 と言う事で、 このカスタム工房で 公開しながら 考えて見ようと思っている。
※まず最初にやる事は、何でもいいから 湧いてきたイメージを片っ端から テーブルに載せてみる。 その中から、キーワード、色、臭い、音、温度、勿論 視覚デザイン、機能 等を明快にして整理して行こう。 まず浮かんだイメージは、ドラッグレーサー そして ボンンネットからはみ出すエンジンやダクトのイメージ こんな 思いっ切り バカッぽいやつも アメリカントラック。 Buell のサイレンサーは2本のバンドで取り付いているが、これは アメリカントラックのマフラー取り付け方法なんですね もう一つ、コブラが口をクァ〜! と開けて 飛びかかって来るイメージも湧いてきた そんな中、お客さんから 今はもう入手不可能だが、こんな迫力のあるやつが欲しいとのリクエストがあった。 確かに、出口は ぶっとく したいのは山山なのだが・・・ アンダーカウルを大きくカットしなければならないし、すでにあるもののマネは・・・ そして もう一つの アイデア リクエスト として、片側2本出しってのも イレギュラーでいいですねぇ〜 との事。 そう! それは 正に私も提案したかったアイデアだったので、心は もう これで決まり! 片側2本出しの車を物色してみた そして 片側2本出し 迫力の2台 出口形状のイメージも固めて行かないと・・ ただ、バンク角の確保、アンダーカウルとの関係からも 単にドカ〜ンと2本出せばいいってもんでもない。 ドカ〜ン と出ている迫力は欲しいが、決して突き出す事は出来ない。・・・ さて、どうするか? そんな時、このハイエース等のフェンダーの処理が参考になる。 一見 オーバーフェンダー っぽい、このフェンダーは 実は、同一平面上にある。 フェンダーの周りを大きく凹ます事で、フェェンダーを出っ張っているかの様に見せているのだ そしてこの、 Mercedes-Benz SLR Stirling Moss が完璧な答えを出してくれた。 結局 能無しの私は、これをパクル事にした。 最後に サイレンサー自体の形状のイメージ作りの参考に、2枚の画像を・・・御存知 戦艦大和である ※以上、イメージ作りは 順調に進み、頭の中では ほぼ完成した。 問題は実際のレイアウト、配管、スペースの自由度、加工技術の問題、 まあ、実際やりだすと 全く思った通りには行かず、妥協の産物になるのが常なのだが・・・ 勿論コストの事等 今は全く頭に無い・・・ Marcello Gandini のデザインによる、Lancia stratos HF zero この彫刻の様な 彫りの深い立体感を 取り入れたい。