(有)ライトデザイン

   (有)ライトデザイン〜right design〜


筑波サーキットの目の前の小嶋英俊と井形マリのお店です。
面白いもの、一緒に作ってみませんか? 

 HOME

 仕事の紹介

オリジナル商品 

 デザイン工房

私達の記録 

お問い合わせ 

  
 

 

仕事の紹介


※当社の80%以上が 相手先ブランド製造の為、ご紹介できる仕事が限られていますが
その一部をご紹介致します  

 
 
    ≪ 現在進行中 の仕事 ≫                 ≪ 2011〜12年 の仕事 ≫            ≪過去の仕事は こちらから どうぞ≫
    
                      

 
 
 

   ≪ 2013〜14 年 の仕事 ≫  

 
                     


 【 VFR750  Intercepter   Full Exhaust System 製作 】  (Jan/2014)

  
 今回は サイレンサーまでの、フルエキゾースト。  部品毎に ステンレスの質感に変化を与えてみたが、ちょっと勇気が足りなかったかな? 
 いつも 終わってみると、反省の言葉しか残らない・・・



 







 


 【 小物 撮影機材 製作 】  (Jan/2014)

 
 撮影機材で、2本のパイプに沿ってスライドする、小さなモニターのステーなのだが、 モニター取り付け位置を下げたい との依頼。
 関連する部品は 今まで私が図面を書いて作ったものなので、全て図面上で検討出来る。 まずは トイレで案を練る。



 

 そして 色々な条件を踏まえ、図面上で ステーの検討をする。
 



 
  
 これは手作りの試作品で、とりあえず 使ってみて、位置の変更等 問題点を洗い出し 決まったら 軽量化し、2個 フライス加工に出す。
 ちょっとした小さな部品だが、完成するまでは 長い道のりだ。




 

 






 【 ロータスヨーロッパ マフラー製作 】  (Dec/2013)

 
 ロータスヨーロッパでサーキット走行を楽しんでいるお客さんから、少し音量の大きい 格好いいマフラーを作って欲しいとの依頼。
 若干テーパーにした ステンレス製に変更。 デザインも直線的にして シャープさを出した。
 



 
 今回は ステンレス表面の質感を 若干曇らせる実験をしてみた。 ちょっと曇りすぎてしまった。 奥のほうから輝きが浮いてくる感じを出したかった。
 次の機会に又トライしてみよう。  



 






 

 
 【 4輪 チタンマフラー修理 】  (Dec/2013)


 車種は分からないが、4輪のチタンマフラーの修理を頼まれた。 ぶつかってマフラーが押された為、分岐の部分が割れてしまったので、
 修正をして、補強を入れた。 他にも つぶれや削れた部分を修理。
 それにしても、これだけ大きなマフラーだが 驚くほど軽い。


 
 とても良く出来たマフラーで 熔接も美しいが、作業性向上で しっかり熔加棒を入れていない為、衝撃や振動で溶接部分が割れてしまう。
 ワークスマシンと呼ばれる、メーカーのレーシングマシンのエキゾーストでは、必要な部分には しっかりと熔加棒が入っている。
 ただ、それをやっていたら、とても一般的な価格で、これだけのチタンマフラーが市場に出回る事は出来ないだろう。
 手持ちの曲がったチタンパイプを、補強のパッチと、削れた部分の張替えに利用した。









 


 【 汎用エンジン カート ・マフラー改修 】  (Nov/2013)

  
 汎用エンジンを搭載した、カートが あるらしい。 当然 出力も回転数も低いので、細長いエキパイとサイレンサーが付いている。
 音量規制は無いに等しいらしく、あまりにも静かなので、お客さんが、恐らくミニバイク用のサイレンサーだろうか?
 社外品のマフラーを買って来て、右の様な位置関係で 取り付けたい。 しかも、ノーマルのサイレンサーと すぐに差し替えたい。
 途中のジョイントを作ってくれないか? サイレンサーのステーは下に付けてね。 という注文だった。


 
 それで、こうなった。  これに スプリングフックを取り付けて完成だ。
 たかが汎用エンジンのマフラーに、ちょっと懲りすぎだよな、と自分でも思うのだが、お客さんの お気に入りのサイレンサーを生かすには、
 こうなってしまった。  さすがに お客さんも、ただパイプで繋いで もらうつもりだったらしく、ちょっと困惑気味だった・・・ 


 







 


 【 リヤスタンド製作 】  (Nov/2013)
 
  
 R1-Z の 「Z」 の文字を あしらってみた。 無理にデザインに こだわって、機能を損ねては意味が無い・・・と、ほどほどにしたら・・・?  難しいな・・・



  
 RISE-ON の チャンバーが格好いいので、そっちに目を奪われてしまいますね。  まっ、所詮 スタンド なもんで・・・
 
 ちなみに RISE-ON は、キムタクがドラマの中で Tシャツを着た という、伝説のJha の工場長をしていた I氏のワークショップだ。
 Jha の工場長なので、NSR250 に関しては 右に出る者は居ない。  2ストローク車 のみならず、4ストローク車のチューニングにも長けていて、
 今年は、全日本 GP3の 宇井陽一選手のマシンを手掛けている。  私より ずっと若いが、とにかく研究熱心で バイタリティーがある。
 非の打ち所が無い様だが、顔と性格は 私の方が ちょっと良いかもしれない・・・ケケケ








 


 【 アルミタンク改修 】  (Nov/2013)

  
 耐久レースで使ったアルミタンクの様だが、左上面が ベッコリ凹んでいる。 クイックチャージャーの取り付け面も曲がっている。
 これを、R-1の街乗りバイクに使いたいので、片方だけキャップを付けて欲しい。 凹みは、ある程度治っていればいいですよ、との依頼。
 まあ、どっちしろ大変な作業ではある・・・ で、潰れた部分をガッポリ切り取る。

               
 キャップ取り付け面を、ほぼ平面に修正して、厚い鉄板で しっかり固定し、本来なら裏側 底の部分を大きく切り取って、表を成形してから
 最後に裏を蓋するのだが、このタンクの場合、それが困難で、表からだけの作業になる、その場合 後で修正が効かないので難しい。
 慎重に慎重に作業を進め、最後の最後に 大きく歪んでしまって、大失敗に終わった。 それでも、お客さんは許してくれたが・・・
 完全に経験不足である。 あまりのショックに 翌日 失敗を克服すべく、色々な方法をトライし、何とか 今度は大丈夫だろう というまで練習した。
 ・・・それにしても、久々の大失敗、大きな敗北感を味わった。 まるで、表彰台に上がれると思っていたレースで、予選落ちをした気分だ・・・










 


 【 ヘッドカバー修理 】  (Oct/2013)
 
 もう入手不可能な古いバイクのヘッドカバーらしい。
 クラックが入り、熔接をしたが、中から不純物が湧いて出て来て、結局 巣穴だらけになって、傷口が大きく広がってしまったらしい。
 定盤に置くと、カタカタと 0.5mm以上 歪んでいる。

 とりあえず、充分な脱脂をし、中の不純物を削り出す。 どんどん深くなって行き、殆ど穴が開いてしまった。
 熔接で盛って整形するのだが、相当の熱量が必要で、この形状と強度からして、大きく歪んでしまうのは目に見えている。
 内側を熔接する為の冶具にセットし、全体を均一に暖める。  そして すぐに熔接。  そして すぐに再び全体を暖めて歪み取り。  
 
  

 冷えたら、冶具から外して、再び定盤に乗せると、歪みは 0.3mmに減った。  しかし 表を熔接すると 大きく歪むはず・・・

 ひっくり返して、冶具板にセットし、全体を暖めて、表を熔接、すぐに全体を暖めて歪み取り。  更に冶具定盤にセットして、帰宅。
  
 

 翌日、恐る恐る外したら・・・ガックリ!  やっぱり 1.1mm と大きく歪んでいる。
 最初の冶具にセットして、暖め、部分的に冷やして、歪んだ方向へ、逆に歪ませてやる。 最後に再び全体に暖めて歪み取り。
 かなり歪みは取れたが、まだまだ不十分。  
 まあ、ヘッドカバーなんだから、グイグイ締めちゃえば大丈夫だよ。 って言われるかも知れないが・・・ 自分の物なら勿論これでOK!だが・・・
 この先は、企業秘密。 とっておきの秘策!    と言うより、恥ずかしくて言えないのだが、0.1mm 以下まで修正。  
 軽く面出しをし、オイルストーンで面修正をし完成。



 









 


  【 CBR600 マフラー修理 】  (Oct/2013)

 
 最近のマフラーは、レース用でも 真円ではない。 レイアウト上 複雑な断面変化をしている。 潰れたマフラーの最初の形状が分らないまま修理する。
 止む無く、冶具を作って カットして、想像で整形していく。

 
 多分、こんな形状だったんだろうなぁ〜?   使用済みのマフラーは、中も外も一生懸命 磨いても、熔接は綺麗に付かないなぁ〜・・・




 







  【 旧 CB750 ブリーザーオイルキャッチタンク 製作 】  (Oct/2013)

  今回は、キャッチタンクが出来るまでの経過を紹介します。
  
  
  これは RSC製のキャッチタンク、容量は250cc程度しかない、この3倍は必要。 それを右の小さなシートカウルの中に収めなければならない。



  
 風呂の中で考え、トイレで ウンコをしながら 絵を画いて 構想を練る。         構想を元に、実際の寸法で、大まかな図面を書く。 



 

   
 単品製作なので、図面の寸法を元に、とりあえず部品を作って行く。
 オイルと空気を分離する為に、内部をラビリンス構造にする。 何度も壁に当てる事でオイル分を分離するのが目的。
 メインボックスで 約650cc確保出来たので、上下の箱を合わせて800cc近くなる。
 本当は もっとシンプルにスッキリと作りたいのだが、何しろ単品製作なので、途中でどんどん考えも変わってきて、熔接の塊りになってしまった。
 
 


  
 シートレールにラバーマウントした状態。 斜めに取り付くので、分離して溜まったオイルは、全て斜め前に落ちる様にしてある。
 小さなシートカウルの中に、何とか収まって、パイピングもスッキリ出来た。 
 オイルタンクからの ブローバイガスがキャッチタンク内で分離され、溜まったオイルは 再びオイルタンク内に戻り、オイル分の少ない気体が、
 クリーナーボックス(ファンネル前)に行く様になっている。

 

 






 


 【 旧 CB750 ステアリングダンパー ホルダー 製作 】  (Sep/2013)

 





                                            



 








 



 【 VFR750  Intercepter   Exhaust Pipe 製作 】  (Aug/2013)

 
                                   今回は、エキパイのみの製作。






 










 



 【 VFR750  Intercepter  リヤフォーク 改造 】  (Jun/2013)

 





                              
                              右が VFR750 のノーマルリヤフォーク。  そして左が ’89NSR250 のリヤフォーク。 これを合体するのだ。



  
       VFRのフォークは、ピボット及びリンク周りの鋳物部分だけにする。  NSRのフォークは、逆にパイプ及びアクスル部分だけを使う。  



 
        ・・・で、熔接をして合体。 トルコロッド取り付けボス、チェーンケースのボス、リヤスタンド用のボス、等 追加して完成! 
        ・・・て、簡単そうだが。  それはそれは、完成までには 長〜い 道のりを辿って来たのです・・・










 



  【 撮影機材 製作 】  (May/2013)

 


 







 

 

 【 ジェミニ ホーシング 改修 】  (May/2013)

 







 



 【 HARLEY マフラー 改修 】  (Apr/2013)

   
 社外品マフラーの排気音が大きいので、音質の良い静かな音にして欲しい との事。  解体して構造を確認、確かに 殆ど消音効果は期待出来ない。
 絶対容量が足りないので、内径を絞るしかないのだが、以前から やってみたかった構造を試してみる事にした。



 
  冶具にセットして、再び組み立てる ・・・さて、結果は?・・・

 ボンボン と ハーレーらしくない音質が、歯切れの良いものになり、いい感じになりました。 でも音量は殆ど変わらないみたいですけど・・・
 との事。 やっぱり もっと内径を絞るべきだった。 しょうがない、テールに内径の小さいカラーを付けて対策するかなぁ〜・・・



                         
                     結局、ご近所迷惑なので、断面積を70%に絞り、車検用に55%に絞ったカラーも取り付けた












 

    

  【 ガソリンタンク 改修 】  (Mar/2013)

 
  JSB に出場している  GSXR1000 のお客さん。  昨年はノーマルエンジンだったが、今年 ヨシムラのカムを入れたり、と パワーアップを計ったら
  馬力が出た分、燃費も悪化し、全日本レースの週回数では、満タンにしても ガス欠してしまう。  出来れば4L、最低でも3L、増量したい、との事
   底面は、エアクリーナーボックス等にそって、クリアランスはギリギリで、手が付けられない。 そこで ライディングに差し支えない程度に
   タンクの前側を持ち上げて増量する事にした。  前側を 40mm上げたとして、大まかな計算で 約3Lの増量が可能になる。
   後ろの一部を残して、横を全周カット。 グイッと持ち上げて、開いた隙間に板を張り詰めて行く。 大変な作業だが・・・



 
   完成。 容量を計ったら、3.5L増えていた。 嬉しい誤算だった。  前と横にカバーが付くので、溶接部分は殆ど隠れてしまう。
   カバーが40mm上がっているので、タンクを上げた事が分る程度で、殆ど違和感は無い。











 



 【 Buell エキパイ製作 】  (Mar/2013)


 





  
   スタンダードのエキパイに対し、内径を20%大きく、管長を30%長く 設定し、まずは レイアウトを決めて行く。
  レイアウト用の冶具から、曲がりのアールや角度の図面を起こし、ステンレス板からパイプを作って行く。 排気ポートから緩いテーパーになっている。


  
  1200ccのビッグツインを、250cc並の車体に搭載している Buell なので、各部のクリアランスは 狂気の沙汰だ。
  O2センサー取り付け位置も、少し狂うと フレームやエンジンに当たるので、しっかり冶具を作らなければならない。
  何とか、パイプのレイアウトの見通しが付いた。 各部のクリアランスもギリギリで、熔接の熱歪によって 曲がりが若干変わってくるので、
  排気ポートから順に、1つずつ完成させて行かなければならず、1度決めたら もう戻れないので緊張の連続だ。



              





            





            





 


 








 



 【 スーパーカート用チャンバー修理 】  (Jan/2013)

 
  恐らく 旧Jha に居た人が作ったチャンバーだと思う。 綺麗に出来ている。 長年使用しているうちに、コンバージェントコーンとテールパイプの
  つなぎ目部分にクラックが入り、オーナーが自分で修理した様だが、再び割れて ガス漏れしている。
  周辺が完全に酸化して修正不可能なので、コンバーの後ろから作り直した。 コンバーとテールパイプのつなぎ目部分の内径と位置は
  性能上 最も重要な部分なので、ただ修理するだけでは不十分で、内部構造には相当 気を使っている。







 



  【 撮影機材製作 】  (Jan/2013)

 







 



  【 チャンバー製作 】  (Jan/2013)

 







 

 HOME

 仕事の紹介

オリジナル商品 

 デザイン工房

私達の記録 

お問い合わせ